貴方の信頼に応える情報なら

相続人になる順番と相続する割合は、民法で決まっています!

 

ご主人が、相続税の節税をお考えの際には、民法の話を避けては通れません。

 

また、
相続税がかからない場合、つまり、相続税の節税対策をしないケースでも、民法の規定は少なからず関係してきます。

 

ですので、
概要だけでもチェックしていただければと思います。

 

 

最初に、
亡くなった人を「被相続人」、財産・債務を引き継ぐ人を「相続人」といいます。

 

相続人は、
奥様、子供さん、直系尊属(ご両親、祖父母)やご主人の兄弟姉妹です。

 

相続人になる順番や相続する割合(相続分)は、民法で決まっています。
※民法900条。

 

※相続分は権利の割合です。
 話し合いで、異なる割合で相続することもできます。

 

 

★相続人になる順番と相続分

 

 ※奥様は常に相続人です。

 

 

【第1順位】は、奥様と子供さんです。

 

相続分は、奥様と子供さんが共に、1/2。

 

なお、子供さんが2人以上の場合は、均等に分けます。

 

例えば、
子供さんが3人の場合、1/2×1/3=1/6。

 

また、
ご主人より先に子供さんが亡くなっている場合でお孫さんがいる場合は、お孫さんが亡くなった子供さんに代わって相続人となります。

 

この場合のお孫さんのことを「代襲相続人」といい、亡くなった子供さんの相続分を引継ぎます。

 

お孫さんも亡くなっていてひ孫さんがいる場合にも、同様にひ孫さんが代襲相続人になります。
※民法887条。

 

 

【第2順位】は、奥様と直系尊属です。

 

ご主人に子供さんやお孫さんがいない場合には、ご主人のご両親や祖父母が相続人となります。
祖父母が相続人になるのは、ご両親がいない場合です。

 

相続分は、奥様が2/3、直系尊属が1/3。

 

なお、
ご両親が共に生存している場合は均等で、1/3×1/2=1/6 となります。

 

 

【第3順位】は、奥様と兄弟姉妹です。

 

ご主人に子供さんやお孫さん、ご両親や祖父母もいない場合、ご主人の兄弟姉妹が相続人となります。

 

相続分は、奥様が3/4、兄弟姉妹が1/4です。

 

なお、
兄弟姉妹が2人以上の場合の相続分は均等で、2人の場合には、1/4×1/2=1/8 となります。

 

また、
ご主人人より先に兄弟姉妹が亡くなっている場合で甥・姪がいる場合には、甥・姪が亡くなった兄弟姉妹に代わって相続人となります。

 

この場合の甥・姪も「代襲相続人」といい、亡くなった兄弟姉妹の相続分を引継ぎます。

 

ただし、
甥・姪が先に亡くなっていても、甥・姪の子供(兄弟姉妹の孫)は代襲しません。

 

つまり、
兄弟姉妹の代襲相続は、1回だけです。
※民法889条。

 

 

★遺言と遺留分

 

【受遺者】  
ご主人の遺言で財産債務を引き継ぐ人を「受遺者」といいます。
もっとも、相続しないこと(放棄)もできます。

 

遺言には、特定遺贈と包括遺贈があります。
特定遺贈とは、
「〇△〇〇にある宅地230㎡」というように、財産を具体的に特定した遺言です。

 

これに対して包括遺贈とは、
「全財産の1/3」というように、割合を指定した遺言です。

 

【遺留分】
兄弟姉妹以外の相続人には、最低限相続できる権利があります。
これを遺留分といいます。
※民法1,028条。

 

 

➡ 相続税の節税対策「目次」 ➡

 

page top